TVドラマ

第14話

男装の麗人 ネタが宝塚歌劇団、なんだけど、そのままやるわけにはいかないから、劇団員のパトロン的存在の社長と退団した元スターで構成している。ちょっと回りくどい。 新人公演で、仕掛けられた事故で潰された新人が出てくるのだけど、「断トツの才能の持…

第16話

傷だらけの帰還 ブラジルでのホレイショはどう見てもただの大量殺人者なんだが……なんでアメリカに戻ってくることができたのだろう。 CSIの一員であるカリーが誘拐され、以後、犯人たちの殺人の痕跡を消す作業に協力しつつ、ヒントを残し続ける技は、うまく作…

第5話

不思議の国のヴィーナス チームの中でも目立たず、おたく担当みたいになっているアダムが今回の主人公。 なぜなら、舞台の半分くらいはバーチャルリアリティである「セカンドライフ」の中だから。決闘で勝たないと入れない場所など、アダムの活躍がなければ…

第5話

空白の7秒 来たか、幼児性愛もの。これまでにも何回か同じテーマを扱っているが、アメリカはこの手の犯罪にきわめて厳しい。 が、それはそれとして、今回の見所は巨大なアウトレットモールの中で、神隠しにあったように消えた少女をどうやって捜すか、という…

第4話

タイムアップ 首から血を流したヘッドギア男が警察に駆け込んできて、そのまま息絶える。その場にはちょうどマックがいた。 死んだのは、天才的な博士。残したメッセージは「私は人を殺した。私は未来から来た。ケヴィン・マリーが死ぬのは明日九時四十五分…

第15話

リオの悪夢 ジュリアはホレイショの前妻。 ジュリア話は尾を引くなあ。あまり面白くないんだけど。 捜査の邪魔をする内部関係者の話も出てくるが、見かけのややこしさを繕っているだけで、悪印象。 エバーグレイズの川底で、裁判での証言直前に姿を消したキ…

疑惑

松本清張生誕百周年記念ドラマ「疑惑」を観た。1月24日(土)の放送だった。 ええ話。 よくできた話。 推進力のある演出。 おさえた演技。 リアルタイムで観ればよかったのだが、二時間半という長さに辟易して、先延ばしにしてしまったのを後悔する。 沢口靖子…

第13話

超能力少年 強盗殺人と少年に発現した予知能力。ふたつのエピソードが重なるのだけど、どうも見終わったあとの爽快感がない。 どちらも単独のエピソードとしての完成度は高いのに接着を失敗したというか、水と油をくっつけてしまったというか。 予知少年のお…

第12話

逃亡者 新キャラ左刑事登場。 まさかこの人が相棒になるのでは……と不安にかられるが、そんなことはなさそうだ。たぶん。 外国人の犯罪と逃亡がテーマ。 犯罪人引渡条約の壁、被害者家族の無念が描かれる。 みんなすぐ外国に飛んじゃって、金持ちだよなー。 …

第11話

越境捜査 ビジネスでも勝負事でも自分の土俵に引き込まなきゃ負け、と言われる。システムを作ったもの勝ちともいう。 そうはいわれてもなかなかねえ、とふだん私たちは思っている。 だからこそ、ドキュメンタリーでもフィクションでも思いも付かなかった土俵…

第4話

暗闇の子供たち 郊外。崩壊家庭。金目当ての里親。虐待。 アメリカではありがちな風景なのだろううか。その結果、家族惨殺のシリアルキラーが生まれる。 いかにも日常的な侵入手口が怖い。ディティールはとてもすぐれていたが、生き残りの証言で犯人像がはっ…

第14話

花婿の秘密 イマイチです。 野外結婚式の最中に花嫁が撃ち殺されるんだけど、犯人に悪の魅力がないのが痛い。 動機はないといっていいほどだし、変な新兵器は出てくるし、捜査側も誰が活躍するというわけでもなく……なにを楽しみに見ればいいのか。 マイアミ…

第3話

消されたスパイ 気を抜いて見ていたせいか、事件の構造がよく掴めず。 スパイごっこの話? それにしては出てきた車はすごかったなー。形状記憶ポリマー製で、凹んでもすぐに自動修復する。これ、ほんとに製品化すればいいのに。っていうか、もうしていますか…

第11話

「ついている女」 ついてない女幸子(鈴木杏樹)再登場。 今回は、行きがかり上の脱獄犯として。 もうひとりの、主役が春麗(MEGUMI)。 おおーっ、MEGUMIが相棒に出るようになったかあと驚く。この人はわりあい好きなので、長続きしてほしい。 ストーリーは…

第10話

「寝台特急カシオペア殺人事件!上野〜札幌1200kmを走る豪華密室!犯人はこの中にいる!!」 開局50周年記念元日スペシャル。 例年の元日枠に加え、開局50周年作品ということでさぞかし大げさな作品を作ってくるのかと思えば、意外に地味な良作。 さすがに時間…

第22話

FBI行動分析課 「地獄からの挑戦状」(前編) 最終回で前編? ええーっ、なんというあざといことを。 でもまあ、日本ではシーズン2が1月8日からスタートするから無問題なんですが、アメリカではどうだったんだろうな。私は嫌だよ、この続きを半年待たされるの…

第11話

科学捜査班 「落日のテロリスト」 前回に引き続き、謎の女、ソニアのエピソード。 エピソードといっても、とくに大したなにかが起きるわけではなく、予兆っていうんですか、 「なんかこいつ悪だよな」 「大物だよな」 ってことを周知徹底している感じ。 ラス…

第10話

一世一代の感動的なプロポーズ うーん。まだ最終回じゃないのか。 どこまでひっぱるんだー。 というか、このうじうじさ加減、なに。 四万十太郎の豪快さがすっかり消えてしまった。鈴はあいかわらず魅力ないしなあ。 もっと、昭和らしい、戦後の混乱期らしい…

第10話

総力戦!! 運命の心臓移植 いよいよふたつの手術が同時に手術開始。 かならずしも朝田の敵役というわけではない鬼頭笙子を演じる夏木マリのうまさに脱帽。口には出さねど、ライバルだよね。鬼頭はむしろ野口の最終的な敵かも。 今回のサプライズ。鬼頭の患者…

第8話

警視庁特命課 「正義の翼」 戦前から現代にいたる壮大な物語。 S82という地雷処理ロボットの開発中止を巡り、爆破予告が届く。 開発中止を命じたのは二代目社長。 要求金額20億円をダイヤに変え、伝書鳩に運ばせるという珍しい犯行手口だったが、特命係はビ…

第20話

FBI行動分析課 「スプリー・キラー」 スプリー・キラー(Spree killer)とは、短時間の間に見知らぬ人を大量に殺す人を指す。 spreeとは浮れ騒ぎ、お祭り騒ぎの意味。最も近い日本語は「無差別(大量)殺人」。ニュアンスはかなり遠い気がするが。スプリー・キ…

第11話

米国極秘部隊 「勇気の勲章」 指令センターとジョナスの父親の家が交互に描かれる。 指令センターでは、不審なビジネスジェット機の侵入への対処。 ジョナスの家では、老父が五十年ぶりに銀星賞を叙勲されることになり、家族が集まっている。朝鮮戦争を戦っ…

第9話

「爆ぜる –前編–」 年末が近づき、けっこうハードな日々が続いております。 愉しみといえば、ドラマ視聴くらい。 で、本日は「ガリレオ」に向けて一直線に頑張りました。 残り30秒というところでようやくセーフ。 前編ってことで、ストンと腑に落ちるという…

第23話

未解決凶悪犯罪 「ジョセフ」 最終回。 タイトルは人名です。 アメリカでは、親に捨てられた子供がたくさんいて、その子供を里子として引き取って食いものにする人たちもたくさんいる。 ジョセフもそんな環境で育ち、麻薬にも溺れたけど、更正していまでは10…

第10話

科学捜査班 「非情の戦場」 タイトルが示す通り、戦争を扱った、ちょっと重めの回です。 アメリカ人って「戦争」ってものをどんな風に受け止めているんでしょうね。私にはそのあたりが謎です。 アメリカ以外の国からみれば、純度99%の金儲けですよ。国策産…

第9話

あなたが二人いればいいのに TBS金曜10時。 始まった当初、すごく盛り上がって、楽しみだ楽しみだと言っていた「歌姫」だが、終盤が近くなるにつれ、だんだん観るのがつらくなってきた。 いまや、意地で観てる感じすらする。 私は土佐とか海とか昭和とか映画…

第9話

余命2ヶ月!! 奇跡の手術 奇跡の手術はまだしないわけですけどね。前後編の前編ってところでしょうか。 それにしても、野口教授の描き方にはぞくぞくっとしましたね。 「ぼく、特別、のどが短いみたい」 いやあ、あっばれな大悪人。ボスキャラはこうではなく…

第8話

警視庁特命係 「空中の楼閣」 伊丹に「亀子!」と呼ばれて怒る美和子。そりゃ怒るだろ。 場所が場所だし。 殺害現場。しかも、美和子はじめての単行本の担当者が被害者。美和子改め亀子は携帯の履歴の一番最後に残っていたから遺体確認のために呼ばれたのだ…

第10話

米国極秘部隊 「取引」 捕虜交換の話。 グルジアで捕虜になるのはジョナス。 何度も脱走を企てるのが、しぶとくて、いい。ドラマとして面白いのはこのあたり。 捕虜の交換条件は、アメリカに捕まっているテロ犯の釈放。大佐は、交換すると見せかけた騙しを立…

第19話

FBI行動分析課 「メキシコの猟奇犯」 今回はメキシコへの出張編。 メキシコってこんな国なのかよと驚きを禁じ得ない。 地元の警察官は、アメリカのプロファイリングはメキシコでは通用しないという。 「男は男らしさを尊ぶ」 「家族から阻害された者が犯罪を…