第4話

タイムアップ

 首から血を流したヘッドギア男が警察に駆け込んできて、そのまま息絶える。その場にはちょうどマックがいた。
 死んだのは、天才的な博士。残したメッセージは「私は人を殺した。私は未来から来た。ケヴィン・マリーが死ぬのは明日九時四十五分」。
 ケヴィンはほんとに死ぬ。
 一方、デリカッセンでは、女性がイキながら死ぬ。
 2つの事件の同時進行はひさしぶりのような気がする。
 タイムマシンもので十分もったとおもうけどな。
 話としてはイマイチでも、タイムマシンの造形がよかった。

ヘッドギアを付けた裸の男が、血を流しながら警察署に駆け込んで死んだ。「未来から来た。明朝9時45分にケヴィン・マリーを殺した」と言い残しながら…。手のひらに埋め込まれていたチップから、男は天才物理学者のマーティン・ブラウニング博士だと判明。検視解剖により脳内からある物が見つかる。そして彼のアパートには“タイムマシン”が…。一方、ステラとダニーは、デリカテッセンで硬直して座ったまま死んだ女性の調査を開始する。