2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

第4話

タイムアップ 首から血を流したヘッドギア男が警察に駆け込んできて、そのまま息絶える。その場にはちょうどマックがいた。 死んだのは、天才的な博士。残したメッセージは「私は人を殺した。私は未来から来た。ケヴィン・マリーが死ぬのは明日九時四十五分…

第15話

リオの悪夢 ジュリアはホレイショの前妻。 ジュリア話は尾を引くなあ。あまり面白くないんだけど。 捜査の邪魔をする内部関係者の話も出てくるが、見かけのややこしさを繕っているだけで、悪印象。 エバーグレイズの川底で、裁判での証言直前に姿を消したキ…

第3回

難関☆メンズウェア NYジャイアンツのランニングバックで現在はTV「トゥデイ」に出演中のティキ・バーバーをゲストに迎え、彼の服をデザインする。 時間は二日あるにもかかわらず、デザイナー陣はぐだぐだ。自分のパンツを脱いで型紙を作ったりと四苦八苦する…

疑惑

松本清張生誕百周年記念ドラマ「疑惑」を観た。1月24日(土)の放送だった。 ええ話。 よくできた話。 推進力のある演出。 おさえた演技。 リアルタイムで観ればよかったのだが、二時間半という長さに辟易して、先延ばしにしてしまったのを後悔する。 沢口靖子…

いきなり黄金伝説

個人的に活字絶賛月間開催中で、テレビはうるさいからなるべくつけないようにしているのだが、ふと気づくと黄金伝説を見ている、ということが多い。 宮川大輔が鉄板を背負って、先週から朝市をさまよっている。「鉄板少女アカネかい」と思いながら、ついつい…

ダーティ・ワーク

絲山秋子の「ダーティ・ワーク」(集英社 1365円)を読んだ。 ローリングストーンズの曲をモチーフにした連作短編集だそうで、あ、オレと関係ない世界と思ったが、読み始めてしまったものは仕方がない。そのためにわざわざCDを借りてくるというのもなあ。あ…

第13話

超能力少年 強盗殺人と少年に発現した予知能力。ふたつのエピソードが重なるのだけど、どうも見終わったあとの爽快感がない。 どちらも単独のエピソードとしての完成度は高いのに接着を失敗したというか、水と油をくっつけてしまったというか。 予知少年のお…

第12話

逃亡者 新キャラ左刑事登場。 まさかこの人が相棒になるのでは……と不安にかられるが、そんなことはなさそうだ。たぶん。 外国人の犯罪と逃亡がテーマ。 犯罪人引渡条約の壁、被害者家族の無念が描かれる。 みんなすぐ外国に飛んじゃって、金持ちだよなー。 …

第11話

越境捜査 ビジネスでも勝負事でも自分の土俵に引き込まなきゃ負け、と言われる。システムを作ったもの勝ちともいう。 そうはいわれてもなかなかねえ、とふだん私たちは思っている。 だからこそ、ドキュメンタリーでもフィクションでも思いも付かなかった土俵…

第4話

暗闇の子供たち 郊外。崩壊家庭。金目当ての里親。虐待。 アメリカではありがちな風景なのだろううか。その結果、家族惨殺のシリアルキラーが生まれる。 いかにも日常的な侵入手口が怖い。ディティールはとてもすぐれていたが、生き残りの証言で犯人像がはっ…

ブックストッパー

本の紹介をするときは、なくべく原文を引用するべきだとおもう。とくに小説の場合。 だって、どんなに苦労して紹介したって、文体を紹介するのは無理だ。文体こそ小説の肝なのに,それが伝わらないなら意味がない。引用すれば、誤解の余地なく伝わる。それで…

「権現の踊り子」

講談社文庫。522円税別。 町田康、短編集。第二十八回川端康成賞、受賞。 鶴の壺(東京新聞 一九九九年二月二七日) 鶴が入院している、しかも病状はかなり深刻でいつみまかってもおかしくないという話を最初に聞いたのは、確か湯豆腐で熱燗をやりながらだか…

「沈黙の報復」

スティーブン・セガールの沈黙シリーズの一作「沈黙の報復」を観る。 偶然というか、wowowを流しっばなしにしていたらというか。 面白いとか面白くないとか、もうそういうことはどうでもよくて、ただセガールを眺めるだけの映画。 もうそろそろ沈黙はやめて…

「上陸 田中小実昌初期短編集」

冒頭にあるのは、「文藝春秋」に土田玄太名義で発表された「やくざアルバイト」。 「やくざアルバイト」(文藝春秋 一九五〇年七月号) 「厄年の方はありませんかな。厄に当たった人は、縁談、金談、新築、移転、旅行、何でも良くないぞ、御注意なさい。昨年…

第14話

花婿の秘密 イマイチです。 野外結婚式の最中に花嫁が撃ち殺されるんだけど、犯人に悪の魅力がないのが痛い。 動機はないといっていいほどだし、変な新兵器は出てくるし、捜査側も誰が活躍するというわけでもなく……なにを楽しみに見ればいいのか。 マイアミ…

タイトルの魅力

雑誌の面白さは、タイトルに集約される。 編集者は企画力も問われるが、コピーの才能も同じくらい問われる。 タイトルの下手な雑誌は内容もつまらない。 今日届いた「日経ビジネス」2009.1.26、特集のタイトルは「カネ詰まり列島」。やっぱり上手い。 この雑…

第3話

消されたスパイ 気を抜いて見ていたせいか、事件の構造がよく掴めず。 スパイごっこの話? それにしては出てきた車はすごかったなー。形状記憶ポリマー製で、凹んでもすぐに自動修復する。これ、ほんとに製品化すればいいのに。っていうか、もうしていますか…

デッドフォール

あまりといえばあまりな能なし痛快ハリウッド映画。能なしっていうより脳なしだな。 ロス。反発し合う刑事ふたりが罠にはまって相棒に。あとはアクションにつぐアクション。なんでこんなものを観てしまうかなー。 時間を返せ。 goo映画の評価で75点もついて…

逃亡日記

日本文芸社。1200円+税。 インタビュー本だが、誰がインタビューしているのかよくわからない。 失踪日記の舞台となった土地を本人が案内している写真が収穫。 書き下ろしマンガが面白い。量は少ないけど。このパターン多いな。 口数は少ないけど、毒のある…

「ポロポロ」(田中小実昌)

河出文庫で735円。お買い得の短編集である。 収録作と冒頭の文章を。 「ボロボロ」(『海』一九七七年一二月号) 石段をあがりきると、すぐそこに、人が立っていて、ぼくは、おやと、おもった。 「北川はぼくに」(『海』一九七八年三月号) 死んだ初年兵は…

アンタッチャブル

散歩から帰宅してテレビをつけたらいきなりアンタッチャブルの漫才に出くわした。 新年から運がいいなあ。 新作ではないが、「山崎不動産」。定番ネタで、むちゃくちゃ面白い。 山崎が柴田のつっこみの真似をする部分がスゴイ。テンポはいまでもピカイチだ。…

バイオハザードIII

I、IIを観ずにいきなりIIIを観てしまったが、案外面白かった。アクションが見事。しかし、困ったことに設定がよくわからない。

虚構機関―年刊日本SF傑作選 (創元SF文庫)

今年は正月早々、SFを読んでいる。しばらくご無沙汰していたので、33年ぶりに編まれるという年間ベスト集成から。大森望、日下三蔵編。「虚構機関」っていう総タイトルはいいねえ。 とりあえず、 「七パーセントのテンムー」(山本弘) 良 「それは確かです…

朝まで生テレビ

何年かぶりで朝まで生テレビを観た。 こういうのは、分類に困る。よほどバラエティにしてやろうかと思ったが、いちおう、メディアの観察ができる番組ということろでドキュメンタリーということにしておく。 時間が長いだけで言ってることは単純。今日も社会…