コールドケース3

第23話

未解決凶悪犯罪 「ジョセフ」 最終回。 タイトルは人名です。 アメリカでは、親に捨てられた子供がたくさんいて、その子供を里子として引き取って食いものにする人たちもたくさんいる。 ジョセフもそんな環境で育ち、麻薬にも溺れたけど、更正していまでは10…

第22回

未解決凶悪犯罪 「ポーカー」 1984年、ギャンブル狂いの救命医が射殺される。 黒人のホームレスが逮捕され一ヶ月後に獄中死するが、いまごろになって、犯人は白人男性という証言があらわれる。 奥さん、息子、同僚、ポーカー仲間が次々に尋問される。 対話の…

第21話

未解決凶悪犯罪 「入れ墨」 1945年。 新聞社はヨーロッパ戦争終結に沸いていた。 60年前。性差別が当たり前の時代。 男は無能でも政治を語り、女は有能でもケーキのレシピを書かされる。 ここに、5セントの男性記者と10セントの女性記者がいた。値段は才能を…

第19話

未解決凶悪犯罪 「花」 1929年の事件 。 約80年前? 直接の証人なんてほとんどいなくて、犯人もとっくに死んでいて、リリーたちは日記や研究者からの話を中心に想像で絵を組み立てていく。 被害者となった女の子ヴァイオレット(アリソン・ミラー)、金持ちの…

第15話

未解決凶悪犯罪 「教会 Sunctuary」 奇しくも、こちらも潜入捜査が大きな鍵となる。 同僚刑事のスコッティ・ヴァレンズが過去に潜入捜査していた麻薬組織のディーラー、ラミーロが逮捕される。それをきっかけに八年前の、麻薬密輸人アナ・カスティーヤ殺害事…

第12話

未解決凶悪事件 「遺言」 1994年、高校の屋上からロック好きの男の子が墜落死。自殺と判断される。その理由は彼が握りしめていた紙切れが遺書だと思われたから。 が、当時の用務員が死に、残りの部分が出てくる。それで再捜査になるのだが、この用務員、学校…

第8話

未解決凶悪犯罪 「8年」 1980年6月、フィラデルフィアにほど近いハイウェイで若い男女が銃撃され、男は即死。女は右腕を撃たれたが、事情聴取を受ける前に逃亡。事件はコールドケースとなる。 再捜査のきっかけは、逃亡したメイの所在が判明したことから。 …

第10話

鍵 Frank's Best 五年前、小さな雑貨店の店主フランクが撲殺された。犯人はすでに逮捕されていた。店員で、エルサルヴァドルからの不法移民リカルドである。 しかし、リカルドは罪を認めていなかった。 弟のパウロと弁護士が、再捜査を求めてやってる。 調べ…

第9話

コールドケース3 「ペンダント」 水が描かれる。 ふたつの水。 ひとつは陽光の下、繰り返し波が打ち寄せる海。 永遠になくならない幸せの象徴。 もうひととつは、夜の川。 なんでも流し去ってしまう。消失の象徴。 事件は、共依存による家庭内暴力だ。おそら…

第8話

コールドケース3 「英雄」 ときは1972年。 ベトナムで5年間も捕虜生活を送ってきたカールが帰還した。 盛大なパーティ。BGMはRocket Man(Elton John)。 しかし、5年間耐えても、彼は英雄ではなかった。4回も手足を折られ、ついでに心も折れて戦争の罪を認め…

第4回

未解決凶悪事件 「バット」 1940年代、黒人リーグに旋風を巻き起こした若手スター選手がバットで撲殺された事件を再捜査。 60年前の事件となるともう関係者はほとんどいないかと思えば、意外にそうでもなく。 話しを聞くうちに容疑者が増え、だんだん絞り込…

第3回

未解決凶悪事件 「ハロウィン」 うーん。 車は気をつけて運転しましょうということだろうか。 迷宮入り事件は、なぜ迷宮入りしたかということが第一に問われると思うが、そのあたりが投げやり。犯人にも意外性はなく、見終わったとき、退屈だなあと感じた。

第2回

未解決凶悪事件 「小屋」 奇しくも、コールドケースもパーティネタだ。 テーマはデブ。太っているだけで人間扱いしてもらえないという話。 小説ならうまくいったような気もするが、ビジュアルがもろに出てしまうテレビでは逆に、デブは殺されても仕方ないか…

第1話

未解決凶悪事件 「娘」 コールドケースは日本でいう迷宮入り。アメリカの一部の州が導入している時効制度の一種である。時効を過ぎてしまった事件(主に殺人事件)で、証拠や本人の告白(自供)が得られれば、時効そのものがが解除されて事件として立件でき…