警視庁特命課 「正義の翼」
戦前から現代にいたる壮大な物語。
S82という地雷処理ロボットの開発中止を巡り、爆破予告が届く。
開発中止を命じたのは二代目社長。
要求金額20億円をダイヤに変え、伝書鳩に運ばせるという珍しい犯行手口だったが、特命係はビデオ映像から鳩の種類を特定し、犯行の裏事情を推理する。
それぞれのパーツはいいのに、全体としてまとめると印象が弱くなってしまうのは、犯人の幼稚さのせいだろうか。
捕まってもなお、「私は悪くない」と言い続け、右京さんに説教される。
大滝秀治をいかにも大滝秀治がやりそうな役に持ってきているのも、ちょっとキャスティングミスっぽい。
二代目社長はかならず人格破綻者かバカというのも、相棒らしくない紋切り型。今回はストーリーが壮大すぎて、とてもそこまで作り込んでいる余裕はなかったのでしょうが。
【ゲスト】
役名 | 役者 | 役柄 |
---|---|---|
大内 | 藤堂新二 | 大内機械工業社長 |
脇田 | 大滝秀治 | 名誉教授 |
れい子 | 小西美帆 | ロボット研究班チーフ |
【スタッフ】
脚本 | 岩下悠子 |
監督 | 長谷部安春 |