河出文庫で735円。お買い得の短編集である。 収録作と冒頭の文章を。 「ボロボロ」(『海』一九七七年一二月号) 石段をあがりきると、すぐそこに、人が立っていて、ぼくは、おやと、おもった。 「北川はぼくに」(『海』一九七八年三月号) 死んだ初年兵は…
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