朝まで生テレビ

 何年かぶりで朝まで生テレビを観た。
 こういうのは、分類に困る。よほどバラエティにしてやろうかと思ったが、いちおう、メディアの観察ができる番組ということろでドキュメンタリーということにしておく。
 時間が長いだけで言ってることは単純。今日も社会保障制度を充実しなきゃなにも始まらないというだけの話だった。
 メンバーは大げさなのだけど、50人というのはもう最初からやる気がない証拠である。5人でも多いくらいだ。この番組は司会者だって喋りたがりなんだから。
 高校の準教授で哲学者という若い声の大きい人が、この手の番組の大好きな奇矯な悪者役だった。
 なぜ哲学者が悪役に? というのが2009年元旦の最大の謎である。
 発言をぶち切られてばかりなので、この人がバカなのかどうかも判断できない。
 「すぐキチガイが横やりをいれるから、いくら長い時間やってもちゃんとした話し合いにならないんだよねー」
 と番組が言い訳をするための役割。 裏でどういう話し合いをしてんだよ、と思わざるをえない。
 番組ホームページをみたら、悪役の人は小川仁志(哲学者、徳山工業高専准教授)という人だった。
 猪瀬直樹は言うことは別にして態度悪すぎ。副知事なんてやってるとこんなに横柄になるものか。
 ワタミの社長は、持ち上げられすぎ。マッチポンプの気配がする。