観た映画

死刑確定III

調子に乗って「死刑確定III」まで観てしまった。 ササラギつながり。 竹内力演じる主人公の名前が如月優二っていうんだね。名前からして恥ずかしい。 人身売買の組織(ヤクザですけど)と戦う交番のおまわりさん。悪人を虐殺しまくるけど逮捕されません。ま、…

キサラギ

「キサラギ」(2007日本)は、アイドルファンを描いた映画である。コミカルだが、ミステリーとしての筋が通り、最終的には人間のちっぽけなプライドを肯定するヒューマンドラマでもある。 とても舞台的な作品。同じ部屋、連続する時間の中で進む対話劇。 映画…

プロデューサーズ

WOWOWで新旧の「プロデューサーズ」を一気に放映した。 「プロデューサーズ」(1968)はメル・ブルックスの監督デビュー作である。アカデミーオリジナル脚本賞を受賞している爆笑作だが、いま観ると時代を反映している部分がかなり多い。ヒトラー役のオーディ…

明日の記憶

日曜洋画劇場で「明日の記憶」(2006日)を観る。これは映画館で観たかったな。 家族三人がリビングに集まるのも珍しい。 期末試験を間近に控えた息子はなにを思ったのか、部屋にも戻らず、渡辺謙の演技をじっと見つめていた。 五年前、MRI検査を受けて「脳が…

俺に賭けた奴ら

「俺に賭けた奴ら」 鈴木清順監督(1962年日活)。 wowowで午前8時20分から9時51分まで。録画予約を仕掛けていたが、リアルタイムで観てしまった。 ボクシング映画である。 出演は、 やんちゃなボクサー 藤倉清次役 和田浩治 竹井電機店の娘 竹井洋子役 清水…

俺たちの血が許さない

鈴木清順監督、1964年日活。 小林旭主演。ヤクザの血をひいた兄弟が血に翻弄される話。 なにが楽しんだろうねえとため息。小林旭の天衣無縫さがわざとらしい。

花と怒涛

鈴木清順監督、1964年の作品。 小林旭が土方役で主演しているのだけど、当然土方には見えない。 鈴木清順監督が、スター映画を撮っていたことが意外。一度は観てみたかったが、一度観てしまえばもういいやという感じ。

夜よ、こんにちは

wowowで。 イタリアで起きた政治的誘拐事件を題材にした、ドキュメンタリー風の映画。 視点はテロリスト側から。 「わたしたちは兵士なんだから」という台詞が何度も出てくるのが面白かった。 最後はおそろしく唐突。

フルメタル・ジャケット

徹夜中、早朝もいいところの時間帯にリビングに降りていくと、テレビから汚い罵り声が聞こえてきた。英語だけど、ろくでもないことを言ってることだけは分かる。アスとかファッキンとか。 画面に目が釘付け。 キューブリックかあ。観たい観たいと思いながら…

アイス・プリンセス

「アイス・プリンセス」(2005年米)を観る。というか、いつの間にか観ていた。これもWOWOWの魔力か。 フィギュアスケートの話。物理学が得意でハーバード大学への進学を目指している高校生が、フィギュアスケートの魅力に取り憑かれてしまう。 「わあ、このか…

羊たちの沈黙

「羊たちの沈黙」(1991年米)をWOWOWで観る。監督、ジョナサン・デミ。出演、ジョディ・フォスター、アンソニー・ホプキンス、スコット・グレン、テッド・レビンほか。 もう何度目だろう。 繰り返し観ているのに、すっかりストーリーを忘れてしまう。小説も…

オーメン4

3があまりにもしょぼい終わり方だったので、4も観る。 番外編? ダミアンの子ども(いたのかそんなの?)、の話。かわいい女の子が主人公で、その点はよかったが、続ける気まんまんの終わり方。もう続けなくていいよ。

オーメン 最後の闘争

「オーメン 最後の闘争」(1981米)監督、グラハム・ベーカー。 WOWOWでオーメン特集。一気に1から4まで。 3にあたる「最後の闘争」を観てがっかりする。 話の展開があまりにもせこい。竜頭蛇尾。 「で、結局、神の子って誰だったのよ」 と聞きたくなる。 ダ…

ローレライ

テレビで「ローレライ」を観る。原作は面白かったのだが、映像化は不可能だとも思っていた。原作小説はなにしろ長大にして複雑なのである。なぜそんなに書き込んだかといえば、超能力潜水艦というかなり難易度の高いフィクションに説得をもたせるためだとお…

墨攻

高校受験を終えた息子を連れて、新宿ミラノ1で「墨攻」を観る。 息子の感想。 「地味」 私の感想。 「地味」 この半年、ずっと楽しみにしてきた映画なのだが、残念な結果に終わってしまった。 映像はキレイだし、愛と平和を説いているし、とくに文句のつけ…

硫黄島からの手紙

息子を連れて「墨攻」を観にいったが、時間に遅れてしまった。新宿コマの前に立ちつくし、あたりを見回して「硫黄島からの手紙」(2006年米)に入る。これも観なければと思っていたのだった。息子は引き気味。 出演しているのはほとんど日本人で、日本語を喋っ…

007 ムーンレイカー

映画館に行かなきゃと思うのだが、つい安易にテレビに流れてしまう。 ハイビジョンで007を観ると、なんだか得した気分になるし。 そんなわけで、「007 ムーンレイカー」。 ロジャー・ムーアのポンドである。もう何度観たか、わからない。 最初に観たときは荒…

赤い月

ふだん日テレは観ない。チャンネルを「太田光の私が総理大臣になったら」のままにしておいたら、なにか、絵のきれいなドラマが映った。最初はぼーっとしていて、映画だと気づかなかった。 途中で、ふと「赤い月」ではないかと思った。満州からなかにし礼を連…

007/私を愛したスパイ

なにげなく観てしまった日曜洋画劇場。「007/私を愛したスパイ」(1977年イギリス)。 何度観たかわからないけど、デジタルリマスターHD版ってところがよかったな。ハイビジョンで観るとやっぱりきれい。 シリーズ第10作目。3代目007を演じるのはロジャー・…

有頂天ホテル

テレビで「THE 有頂天ホテル」を観た。 ホテルで年越しする話。 群集劇というか、人間とアヒルの物語というか、あひる凶暴すぎるやろというか。 途中までけっこう気合いを入れてみていたのだけど、最後のほう、締めの部分でぐだぐだになってしまって、なにか…

007リビング・デイライツ

日曜洋画劇場「007 リビング・デイライツ アルティメット・エディション」(デジタルリマスターHD版) (1987年イギリス)を観る。「なんで喰いタンの人(東山紀之)がボンドをやってるの?」 と尋ねて、妻に怒られる。 ボンドガールのマリアム・ダボはたいへ…

父親たちの星条旗

京橋にある「テアトル銀座」で「父親たちの星条旗 (監督 クリント・イーストウッド)」(字幕版)を観た。 クリント・イーストウッド監督にどかーんとやられたのは前作の「ミリオンダラー・ベイビー」を観たときで、これはほんとに凄いと思った。ラストシーンは…