映画館に行かなきゃと思うのだが、つい安易にテレビに流れてしまう。
ハイビジョンで007を観ると、なんだか得した気分になるし。
そんなわけで、「007 ムーンレイカー」。
ロジャー・ムーアのポンドである。もう何度観たか、わからない。
最初に観たときは荒唐無稽でアホらしいと思ったが、いまみても同じ感想だ。邦題は「007 ノアの箱舟計画」でもいいのではないか。
前半の、謎を探して世界中を駆け巡る部分は全部カットしてもぜんぜんかまわない。宇宙シーンがあまりにも荒唐無稽すぎるので、時間稼ぎをするしかなかったのだろう。
シャトルからわらわらと兵隊が出てきて白兵戦を始めたときには思わず失笑したが、あれは笑わせるシーンだったのだろうか。
ジョーズの幸せを祈る。
「007/ムーンレイカー」(1979年英)<キャスト&スタッフ>
ジェームズ・ボンド…ロジャー・ムーア(広川太一郎)
ドラックス…ミシェル・ロンズデール(石塚運昇)
ホリー・グッドヘッド…ロイス・チャイルズ(藤本喜久子)
ジョーズ…リチャード・キール(小谷津央典)
監督:ルイス・ギルバート
製作:アルバート・R・ブロッコリ/マイケル・G・ウィルソン
脚本:クリストファー・ウッド
原作:イアン・フレミング