007リビング・デイライツ

 日曜洋画劇場007 リビング・デイライツ アルティメット・エディション」(デジタルリマスターHD版) (1987年イギリス)を観る。

「なんで喰いタンの人(東山紀之)がボンドをやってるの?」
 と尋ねて、妻に怒られる。
 ボンドガールのマリアム・ダボはたいへん美しかった。「従来のセクシーなボンドガールとは路線を変えた可愛らしく知的なタイプが評判となる」と評されているのもうなずける。この路線のほうがいい。やりすぎると、クラリスかよっ、てことになってしまうが。
 話は中盤で割れるが、まあ、いいのではないか。007としては地味な展開。
「イギリス人ってのは自分たち以外はほんとどうでもいいと思ってるねえ」
「世界中が自分たちの肥やしと思ってるアメリカよりはマシでしょ」
「だよね」
 ま、なんにしろ、モンティ・パイソンを生み出した国は尊敬せざるを得ない。
 イギリスで「ルパン三世」の実写化なんて、やらないかな。やってほしいな。