第19話

CSI:6 科学捜査班 「迷宮の扉」

 霊媒セドナを中心にして、現在と過去の事件が同時に暴かれる。
 冒頭は、女の子ふたりが占いをしてもらっている場面。ひとりには無難なことを、もうひとりには大変な危険が迫っていることを告げる。サボテンの枝とかロディオとか、とても具体的な状況を挙げて。
 怒った女の子たちが出ていってほどなくセドナは銃で撃ち抜かれて殺される。殺された状況はさきほど自分が言ったことと一致。彼女は自分の死を予言したのか、霊媒師としてホンモノだったのかという疑問がサブテーマとしてずっと流れ続ける。
 彼女のもとに犯人逮捕のための助言を求めに行った刑事がいた。彼が追いかけているのは、警官の妻殺しの犯人。疑わしいのは夫。しかし、死体が出ていないので失踪の域を出ない。
 しかし、セドナのお告げに、容疑者の夫を同様させる情報があった。
 いよいよ高まるセドナ霊媒師としての信憑性。
 彼女が占いによって夫婦の仲を裂き、恐喝をしていたという証言も出る。
 犯人は逮捕されるが、セドナの正体は明らかにならないまま。それでもCSIらしい結末だったとはいえる。

第8話

コールドケース3 「英雄」

 ときは1972年。
 ベトナムで5年間も捕虜生活を送ってきたカールが帰還した。
 盛大なパーティ。BGMはRocket Man(Elton John)。
 しかし、5年間耐えても、彼は英雄ではなかった。4回も手足を折られ、ついでに心も折れて戦争の罪を認め、帰還したのだった。
 故郷でそのことがバレ、裏切り者と呼ばれる。
 ……。このあたりの感覚、よくわからない。カールは身も心もボロボロの状態で、翌年、雨の日に撃ち殺されてしまう。
 犯人はあがるのだが、最初から最後まで救いのない話だった。
 うーむ。
 アメリカ人が一方的に被害にあったように描かれているが、認識がずれている気がする。捕虜の扱いだけでいうと、描かれている通りかもしれないが、全体像はなあ。よその国に出稼ぎ戦争に行ってはトラウマを背負ってくるのがアメリカという国ではないのか。
 そのトラウマを蕩々と語られても見る方が困る。

第8回

プロジェクト・ランウェイ2/NYデザイナーズバトル「フラワー・パワー」

 素材が花とガーデニングアイテム。フラワーショップで買い物をしてガーデニングパーティ用の服を作り上げないといけない。
 毎回、課題には驚かされる。
 なんとか服を作り上げても「なんで花を使わないの」とこき下ろされる(作品の大半は葉っぱを使っていた)。
 女性は前回で二人に絞られてしまったが、今回は二人とも好調。
 ダニエル、クロエが優勝候補で、穴はサントス。次回の脱落候補はカラかニックか。ニックだろうなあ。

勝者
 花をうまく使っている。モデルの体にフィットしている。完成している。課題をよく掴んでいる、など激賞。
敗者
 単調。服が体から浮いている。つまらないなど、言われっぱなし。