第9話

FBI行動分析課 「テキサス列車ジャック」

 エルがチームを離れ、ひとりで囚人の面会に行く。途中で資料を読み込むためにテキサス行きの長距離列車に乗り込んだところ、偶発的な列車ジャックに遭遇してしまう(自業自得的なところもある)。
 犯人は精神病院に入院している患者だが、劇的な改善がみられたために、先生の学会発表でスピーチさせられることになったのだった。
 しかし、犯人のなかには先生にもうかがい知れぬ妄想が潜んでいた。
 事件解決のキーになるのが、リードだった。彼はある仕掛けをもって列車に乗り込んでいく。
 という感じのエピソード。
 エルは最初からずっと画面に映っているが、目立つ場面はあまりない。あくまで地味な存在なのだった。
 まだ事件が発生する前に不安感から、ギデオンに電話する場面がある。ギデオンは「忙しいんだ。いま二件の事件を抱えている」と叫んでいた。ギデオンはエルに「パパ」と呼ばれるのがなにより嫌いらしい。
 クリミナル・マインドの第1シーズンはリードの成長を軸に描かれるのだろうか。