第6話

スティーヴン・キング 8つの悪夢 「第五の男」

 wowow、16時から。
 刑務所のシーンから始まる。「グリーン・マイル」のような超能力人情ものかよと思ったが、ぜんぜん違った。
 ウィリーの出所から話が動き始める。妻と子供はトレーラーハウスで彼の帰りを待っている。やっぱりトレーラーハウスなのか、と貧乏に過敏な私はここで早くも悲しくなってしまった。
 ウィリーよりも一足早く出所した仲間がいた。彼はウィリーの頼みを聞いて、彼の妻子と暮らしていたらしい。その彼が腹を撃たれて死ぬ。彼は最後に強奪した金の在処を示す 地図が四枚あることを教え、そのうちの一枚をウィリーに渡した。
 こうしてウィリーは出所当日にまたしても犯罪世界に帰っていく。
 二転三転、お宝の行方は? という話で、恐怖はなかった。サスペンスですね。
 捻りが聞いていて、独立した短編としてはいい出来だと思いました。登場人物に無駄のないところが素敵。

キャスト:ジェレミー・シスト、サマンサ・マシス 
監督:ロブ・ボウマン