第12話

米国極秘部隊 「悪魔の爆弾」

 アトランタの銀行に仕掛けられた爆弾処理の話。FBIが現場を仕切っているので、指揮権をめぐってFBIと正体不明のユニットとの間に確執が発生する。ジョナサン・ブレイの見事な対処が見所。
 複雑怪奇な爆弾を調べるうちに、二段式になっていて、核弾頭が天井をぶち抜くのではないかという疑惑が浮上し、いかに650人の人質を逃がすか、市民を避難させるかということに焦点が移る。
 銀行の頭取は勝手な行動に出るし、チャールズ・グレイが核弾頭が偽装である可能性を察知したとたんに指揮権はFBIに戻り、その爆発処理班も無茶をする。
 ザ・ユニットとしては隔靴掻痒の展開だが、スリルは最高。とても面白かった。
 ボブは休暇を装って別任務についているが、爆弾事件とリンクすることなく、中途半端に終わる。このエピソード、なんのために挿入したのかな。
 ま、今回は軍人の妻の話があまり出てこないだけでもよかった。