霊能者アリソン・デュボア 「過去との決別」
ふだんはアリソンの手足となることが多い殺人課刑事、スキャンロン(デヴィット・キュービット)をフューチャーする回。
ゴミ回収者に投げ込まれた三人の若い女の死体。胃は裂かれ、目玉がえぐられている。
中南米から来た麻薬の運び屋だろうと推測されるが、そのうちのひとりに鼻の整形や歯の美白処理のあとが発見される。そんなことをできる女が運び屋をするか?
スキャンロンの過去とアリソンの夢が微妙に関連していき、ラスト五分で事件は劇的な展開をみせる。
あいかわらず見事な脚本。
デュボア家の出来事としては、アリエルが小論文の発表で最優秀をとるが、本人は納得がいかない。先生に本意を聞きただすと、特定の生徒に対する差別意識丸出しの内心が丸見えになる。
これは聞いてしまうほうもつらいね。いいエピソードだとおもう。