第4話

FBI行動分析課 「白昼のレイプ・キラー」

 サンディエゴ。まっ昼間から、レイプ殺人事件が起きる。3週間で6件。接着剤を使い、目を見開いているようにする点が際だって異常だった。事件の間隔はどんどん縮まる。連続殺人として認識され、報道が始まったのは3件目の後。以後、犯罪の印として、17世紀のバラッドの一節が記されるようになる。
 専用ジェット機で現場に乗り込む行動分析課。
 ギデオンはまず犯人が見られることに快感を覚えることに注目。
 チームが素早くプロファイリングを行った直後に、模倣犯罪が発生する。激怒する真犯人。
 事件が連続しているのか切れているのかを判定するプロセスが秀逸だった。
 そんなこと言い切っちゃっていいの、というところがプロファイルものの面白さであり、馬鹿馬鹿しさでもあるのだが、今後、どこまでキレた話を展開してくれるか、楽しみだ。