小説の宣伝

 ひどくねむたいのだが、それに気づいていることじたい、すでに眠りがやぶれつつあるしょうこだ。板東は泣きたいきもちではっきりしていく意識に身をゆだねた。
 まぶたがひらいた。視界のはしに二本の棒があった。足だときづいたとたん、足の持ちぬしはうごきをとめた。


 という出だしで始まる小説を書きました。
 「盆地のいえ」
 というタイトルです 。
 発表媒体は『bnkrR vol.2』。

 本日の文学フリマで発売されます。

 ブースはN-07
 よろしくねー。