第9話

自爆

 チャリティーオークションと言いつつ、売るのは女の子。
 「あるんやろなあ」
 と思いつつ観てますが、向こうの人はどうなのかな。そんなアホなとか言ってるんだろうか。
 目隠しをされ、滅多刺しにされて殺される女の子。
 じつは警察の協力者。
 逃げた女の子は国家安全省の捜査官。
 事件はみるみる間に大きくなって、タイトルの自爆に結びつく。
 話としてはありがちというか、大がかりなテロがちょっとした綻びからバレるというのはちょっと前にやっていたGSG-9のほうがうまかった。あまりCSI向けではない気がする。
 最後に、「なに撃った、ホレイショー」と叫んでしまった。ロケット砲みたいなもんですか。えらくコンパクトな武器でしたが。
 科学捜査らしいとこは、写真の合成による指輪の再現とか、靴紐の先のプラスチック片の分析とか、盗聴器からの指紋採取とかいろいろありましたが、話のスケール感に押されて目立ちませんでした。惜しい。