第8話

Team Medical Dragon2 「絶対に許せない麻酔医!!」

 毎回、面白い。面白すぎるよ、医龍2。
 今日のラストなんて! っていきなり終わりから始めるのもなんだが、今日は謎多き麻酔医師・小高七海(大塚寧々)がついにメンバーに加わる日。
 なるほど。家庭問題か。いいとこ突いてくるねー。
 患者は、智樹(本郷奏多)。かつてぜんそくの重積発作を起こした時に手術の麻酔ミスで下半身不随となる。父親黒田俊彦(野村宏伸)は医療裁判のスペシャリストで、手術チームのメンバーにまでくちばしを入れる。
 じつは、黒田と小高は離婚していた。智樹は小高の実子だったのだ。
 智樹が発作を起こした夜、小高は緊急手術に入っていた。
 これが心の傷となり、小高は手術に入れなくなっていた。
 「はよ、入らんかーい」
 という全国からのつっこみ(たぶん)を受けて、ようやくトラウマを乗り換える小高。
 「私は嫌われてもいい。生きていなきゃ嫌うこともできない」
 と黒田をにらみつけ、手術室に入っていく小高。
 一方、院長は片岡を落としにかかり、小が大を飲み込む勝負を始める。
 その時、衝撃の映像が。
 ということで、ますます目が離せない医龍なのだった。これを書いている脚本家はほんとにうまいよ。


【スタッフ】

演出 水田成英
脚本 林宏司