科学捜査班 「ラスベガスドリーム」
「その死体がなぜここに」
「さあ、でもパーティは終わった」
ギル・グリッソムには、なにか洒落たことを言おうとしていつも微妙に失敗するイメージがつきまとう。学者なのに、なぜ洒脱になろうとしますか。
それはさておき。
ベガスにやってきた観光客、ジェフが博打にも女にもつきまくり、ホテルの搬入口で死体で発見される。
偶然?
ベガスでは、幸運は偶然にやってこない。
そのかわり、死は偶然にやってくる。
「あらゆることを可能にします」
とネットで宣伝している怪しげな会社が面白い。いかにもベガスにありそう。
この会社の話がもうすこし前面に出てきたら全体が面白くなった気がする。
ドラマに愛はいらんのよ。愛がにじむのは歓迎するが、愛を語るのは鬱陶しい。