対テロ特殊部隊 「希望からの挫折」
内輪話。
GSG-9の訓練生たちの山岳訓練で、射殺事件が起きる。
テロか?
いや、それは考えにくい。
山に散った訓練生たちは疑心暗鬼に陥って本部に連絡しない。暗殺者は、じゅうぶんに罠を張って訓練生を陥れ、GSG-9の出番を待ちかまえる。
一番責任を感じるのはGSG-9を率いるゲープだ。
精神科医のユングは犯人のプロファイリングを行い、GSG-9に入隊できず、恨んでいる者だと推測する。
かなり面白い回だったと思う。脚本が巧みで、画面作りもシャープ。オープニングに出てくる隊員のひとりがしゃがんで腕を広げ、あとから来るメンバーが宙に飛ぶ場面もこの回からとっている。