第13話

科学捜査班 「ラストショー」

 たいていリアルタイムで視聴しているのだが、今日は「島根の弁護士」と被ったので録画を観た。
 べガス。大富豪。誕生パーティ。
 溢れるほどに出てくる人の区別がぜんぜんつかないのがつらかった。
 とてもセンチメンタルな事件で、いくらべガスとはいえ、ここまでやるのはちょっと珍しい。
 最近(でもないかもしれないが)、テレビドラマの画面に麻薬の売人の登場するケースが、日米問わず異常に増えている気がする。これはなにを意味するのか。メディアに対してどこからかそういうご指導があるのかもしれないし、たんに麻薬の売人が小悪党の代名詞になっただけかもしれない。どちらにしろ、売人は出てきたとたん、たたき潰されるゴキブリの役割しか担わせてもらえない。このドラマでは冒頭からいきなり死体だった。