島根の弁護士

 フジテレビの二時間スペシャル。
 マンガ原作を仲間由紀恵主演でドラマ化。
 私的にはもはや脇役ナンバー1ではないかと思う香川照之が、やっぱりの大活躍。
 話は面白くないのによく頑張った(「役者魂」もこのパターンだった)。
法廷や弁護士の世界にべたべたの人情や親子関係を持ち込むのは、どんなものだろう。
 放映する前から続編製作決定みたいな作りが嫌だった。東京在住の頑固そうなおやじ(竹中直人)も、子捨ての母親(樋口可南子)も、通り一遍に描かれる。詳しいことはそのうちに。単独の作品でそれはないんじゃないだろうか。
 仲間由紀恵の弁護士姿も華奢すぎて、ちょっと弱々しい感じ。