ハケンの品格 「企画コンペに恋は厳禁」

 加藤あいが可哀想なことに。
 しかし、泣き顔は可愛かったのだった。
 脚本はちょっと甘かったかもしれない。
 最後の剣道の試合の意味がよくわからない。なぜ竹刀でなくて木刀なのか。優位に立ちながら負けることでなんのメッセージを伝えたかったのか。その行為は、よけい屈辱を与えているのではないのか、など。
 昔剣道をやっていた妻は「武道をなめとんのかー」と怒っていたが、非武道系の私はそのへんはどーでもいいのだった。