第6回

モーガン・スパーロックの“30デイズ”第2シリーズ 「ニューエイジ体験を30日間」

 第2シーズンの最終回。
 めちゃめちゃ怪しげなニューエイジにはまる白人デブの回。
 マッサージと鍼灸と手かざしを同列に語る神経はどうかと思うが、見どころはキリスト教徒の妻がやたらとニューエイジに文句をつけ、激怒するところ。わたしはどっちも嫌いなので宙に浮いた気持ちになる。が、結局は妻もライフカウンセラーに折伏されてしまい(信仰はどうなった?)、究極のオーガニズムを習うなど無茶苦茶な展開。
 最終的には、夫婦で火で焼いた石の上を歩いてめでたしとなる。
 こんなニューエイジに(とまとめてしまっていいかよくわからないが)、アメリカ国民は年間500億ドルも支払っているそうだ。正式な医療を受けられないせいかもしれないけど……。