第18話

「殺人の資格」

 フリーライターというのは、だいたいロクでもないものとして描かれる。仕方ないのか。今回は、新聞社でスクープを飛ばした記者が、じつは誤報だとわかり、しかも、その記事のために自殺者まで出て、社を辞めてフリーライターとなる。吹きだまり、どん詰まりのイメージ。
 で、そういうこととは関係なく、今回は低調だった。説明セリフが多く、内容も陳腐で、役者が困惑しているのがありえりとわかった。ストーリーとしても見べき点はなし。ベテラン戸田山雅司の脚本で、どうしてこんなことになるのか、わけがわからない。