エラいところに嫁いでしまった! 第2回

 どうもドラマを見る時間にも事欠いている始末だが、仲間様だけはなんとかリアルタイムで視聴する。
 大好調。2回目にしてすでに波に乗った感じ。本も台詞も絵作りも演技もすべてがうまく噛み合っている。エッセイをもとにして描かれているとは思えないきちんとしたストーリー作りだ。
 仲間由紀恵の演じる君子がちゃんとフリーライターに見える。ヒミツの花園は漫画家に見えないもんなあ。
 谷原章介の演じる磯次郎(名前が凄いね)が「ダメな三男・意味不明な夫」の役割をきちんと表現しているのもいい。「お前が諸悪の根源だ」と思いながらも、君子のドタバタぶりが磯次郎の小さな幸せを生んでいる点にほのぼのする。
 台詞のいちいちに伏線があるドラマなので、いまは「夢のお台場暮らし」という言葉に注目している。夢は破れるものだから、いずれ山本家で夫の両親と同居という悪夢が待っているのだろうなあ。