NYデザイナーズバトル 「ドレスの可能性」

 残ったのは、サンティーノ、クロエ、ダニエル、カーラの四人。当初の参加者の四分の一。今回さらに一人減って、一段落。残った三人はファッションウィークに出場する。
 自分のコレクションをイメージさせるイブニングドレスがテーマ。このテーマを苦手にしているのはカーラ。デッサンで混乱し、生地も選べない。
 これはなんだろう。敗北の言い訳か、意外な勝利への伏線か。
 できあがったドレスをランウェイでみると、ダニエルとサンティーノは強いと思った。空気を巻き込んで翻るドレスと、ゴージャスなドレス。主張がシンプル。

翻る  ゴージャス

 クロエとカーラの生き残り対決となり、仕上げの雑なカーラが破れた。ふたりとも裾が重そう。
 
白(クロエ)  黒(カーラ)

 男女二人ずつが残り、はっきり裾の裁断に失敗したカーラが敗北するなど、テーマや設定だけでなく、誰を生かして誰を消すか、かなり番組がコントロールしているのが明らかになってきた。演出といえばそうなんだろうけど。